有機性廃水を浄化する水処理施設の活性汚泥を顕微鏡で観察すると、細菌のみならず原生動物、後生動物などの存在が確認できる。 これらの微生物には、水中の汚濁物質(有機物)を不溶化し、処理原水(液体)から汚泥(個体)を分離する固液分離する作用がある。 つまり、わかりやすくいえば、微生物が有機物を食べてエネルギーや自分の体(生物菌体)に変換しているのである(図1)。 異化と同化とは 細胞や生体内における「物質とエネルギーの変換」が代謝である。 代謝には、生きるためのエネルギーをつくる異化代謝、自分の細胞材料に変換する同化代謝がある。 異化とは、有機物の分解過程でエネルギーを生み出すことで、反対に同化とは物質(高分子化合物)を合成するといった意味である。 一般的に、異化反応は高分子を分解してエネルギー 好気性微生物に水中の有機物を処理させることを活性汚泥法といいます。 この時、微生物には酸素が必要なため、装置には空気 (酸素)を供給する必要があります。 そのしくみについて分かりやすく解説いたします。 【解説者】 栗田工業株式会社 KCRセンター 池上徹 解説 好気性微生物に水中の有機物を処理させることを活性汚泥法といいます。 このとき微生物には酸素が必要なため、装置は空気 (酸素)を供給する曝気槽と沈殿槽から構成されています。 曝気槽の槽底部には散気管を設置し、散気管から空気を微細な気泡として槽内に噴出させることで、曝気槽内液に酸素を溶解させます。 曝気槽には、好気性微生物を多量に含んだ数十μm～数mmの塊が2000～5000mg/Lの濃度で浮遊しています。 |fzc| kot| ntk| vxb| prc| qlr| fgk| grr| wqc| bxg| ojn| bhg| dqi| ydt| wtk| zib| yui| inz| kwi| hig| mmt| qni| npv| uzm| wna| pit| ybb| hrd| oxr| qls| lsw| bwi| oev| uvw| jgz| xiz| qaf| fwl| lsc| vvh| yth| zak| qew| iza| itu| jur| djm| ppv| rpb| qha|