百人一首 夏 の 歌
百人一首を学ぶと当時の季節の趣や情景を感じることができます。今回はその中でも特に「夏」を題材にした歌をご紹介しています。夏の歌のにどんな歌があるのかや、その歌の意味をまとめています!
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを(なつのよはまたよひなからあけぬるを) 雲のいずこに月宿るらむ(くものいつこにつきやとるらむ) 清原深養父(きよはらのふかやぶ) はるすきてなつきにけらししろたへの / 持統天皇 春過ぎて夏来にけらし白妙の(はるすきてなつきにけらししろたへの) 衣干すてふ天の香具山(ころもほすてふあまのかくやま) 持統天皇(じとうてんのう) ホーム テーマ 夏の歌
歌の意味と作者について 百人一首におさめられた夏の歌は意外に少なく、四首しかありません。今回、紹介する持統天皇の歌はそのうちの一つ。「白」という色の爽やかなイメージを使って、夏の訪れを表現した作品となっています。
〈夏の夜はまだ宵ながら明けにけり 雲のいづこに月宿るらむ〉 次は、百人一首の三六番です。 出典は古今集の夏で、「月の面白かりける夜、暁がたによめる」とあります。 少し内容を補って訳しますと、夏の夜は短くて、暗くなって間もなく明けてしまった。 西に沈むだけの余裕も無く空に残っている月は、雲のどこに隠れているのだろう、となります。
百人一首36番の清原深養父の歌「夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ」について、訳・品詞分解・解説をしています。 苦沙弥日記 トップ プロフィール 古典文学 和歌 百人一首 世の中に一言 お問い合わせ 【百人
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