アルベルト セラ
アルベルト・セラの長編劇映画4作目にあたる本作の題材は、フランスの王、ルイ14世(1638-1715)。 "太陽王"と呼ばれ、豪奢を尽くしてヴェルサイユ宮殿をつくったこの歴史的人物には、ジャン=ピエール・レオ。 ヌーヴェルヴァーグの申し子と呼ばれ、今年74歳になる伝説の俳優が、どんなルイ14世を演じるのかと思いきや、なんとセラ監督は死の床の数週間だけに焦点をあて、左脚の壊疽から死に向かう王=レオは、ほぼベッドの上。 本作の後にレオが主演した『ライオンは今夜死ぬ』(諏訪敦彦監督)で改めて証明されたその存在感は、ここではさらにラディカルな形であらわれ、「ジャン=ピエールだからこそ、死を現代的に描くことができた」(セラ監督*日本オリジナル・インタヴューより)という肉体と精神を刻印している。
アルベルト・セラ 1975年、スペイン・カタルーニャ州、バニョラス生まれ。 「21世紀の前衛」と称され、ロカルノ映画祭で最高賞を受賞するなど世界的注目を集めるスペイン・カタルーニャ出身の映画作家。 サルバドール・ダリを偏愛し、ファスビンダーやストローブ=ユイレを敬愛し、映画のみならず、戯曲の執筆、映像によるインスタレーション、パフォーマンスなど手掛ける。 2013年には、パリのポンピドゥーセンターにてインスタレーションやパフォーマンスを含めた大規模な回顧展が開催され、2018年2月にはベルリンのフォルクスビューネ劇場でイングリッド・カーフェン、ヘルムート・バーガーを主演に迎えた舞台『リベルテ』を初演し、喝采を浴びる。 監督:アルベルト・セラ
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