心不全 弁膜 症
心臓弁膜症とは、4つに分かれた心臓の部屋を区切る役割を持つ"弁"に異常が生じて正常に機能しなくなる病気のことです。 心臓には左心室・左心房・右心室・右心房の4つの部屋があり、左心室は大動脈につながって全身に血流を送る役割を持ちます。 また、右心房は全身を巡った血液が戻ってくる部屋であり、右心房に流れ込んだ血液は、右心室を経て肺動脈に送り出され、左心房に戻って左心室を経てから大動脈に流れていきます。 このように、順序よくスムーズに血液が流れて正常に拍動するよう、心臓には4つの"弁"が存在します。 それぞれ、右心房と右心室を隔てる"三尖弁"、右心室と肺動脈を隔てる"肺動脈弁"、左心房と左心室を隔てる"僧帽弁"、左心室と大動脈を隔てる"大動脈弁"です。
心臓の弁膜症は、この弁の開閉がうまくいかない状態を指し、弁の開放が不十分な「狭窄症」、弁が完全に閉じずに血液が逆流する「閉鎖不全症」があります。 4つの弁でこの現象が起きるため、弁膜症には8つのタイプがありますが、約9割は左心系にある大動脈弁、僧帽弁で起こります。
心臓弁膜症 には、心臓にある弁がうまく閉じなくなる「閉鎖不全症」と、弁の開きが悪くなる「 狭窄症 きょうさくしょう 」があります。 閉鎖不全症では血液の逆流、狭窄症では血液のうっ滞(正常に流れずに一定の場所にとどまること)によって、息切れや胸が苦しいといったさまざまな症状が現れます。 本記事では、心臓弁膜症の種類別の症状について近畿大学医学部 心臓血管外科学教室 准教授の 岡本 一真 おかもと かずま 先生にお話を伺いました。 心臓弁膜症とは? 心臓には4つの弁がある 心臓には「右心房」「右心室」「左心房」「左心室」の4つの部屋があり、これらの部屋を流れる血液が一方向に流れるよう、4つの部屋をつなぐ箇所と血液が出ていく箇所に4つの弁があります。 心臓にある弁
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