【8分で解説、10分で国試問題】電解質の異常と心電図波形の特徴

心電図 低 電位差

心電図検査(Electrocardiogram: ECG)とは、心臓の電気的活動を体表の電極で検出して調べる検査です。 心電図検査では心臓の様々な情報が得られますが、ざっくり言うと、不整脈と虚血性心疾患、この2つをチェックする検査です。 心電図には、「正常」波形とされている波形記録があり、それに当てはまらなければ「異常」と判定される(特に心電図健診において)ことになるわけです。 この所見は経過観察で良いのか、病院に行って精密検査を受けたほうが良いのかわからないという方が非常に多くいらっしゃいます。 しかし、「正常」波形ならば心臓に病気がなく、「異常」波形は心臓に病気を抱えている、と必ずしもなるわけではありません。 【電位差の低い状態は異常か? 心電図の波の高さが大きい状態を「高電位」と呼び、心臓の位置の異常や心臓の肥大化が考えられる一方で波の高さが小さい状態を「低電位」と呼んでいます。 正常心電図は、規則正しく、整っていますので、その目で見ましょう。 不整な波形がなければ、今度はP波を探します。 P波をみつけて、PP間隔が規則正しければ、P波の形を見ましょう。 洞結節からの信号で心房が興奮していれば、規則正しく出現している上に、右心房の右上部から左下に興奮が伝導しています。 心電図の異常所見とは 「正常波形」に当てはまらない波形 のことです。 心電図には「正常波形」とされている波形があり、それに当てはまらなければ「異常波形」と判定されます。 異常波形といっても健康な人でも見られる所見もたくさんあります。 異常波形が心臓の病気を確定するものではありません。 聴診器のみの診察では限界があるように、心電図検査のみでは心臓の状態や病気のことが全て分かるわけではありません。 そのため、精密検査を受けることが大切です。 以下では、比較的よくみられる異常波形についてご説明します。 R波増高不良 心筋梗塞や肺気腫、心筋症などで見られます。 ただし、痩せ型の体型の方にもよく現れます。 異常Q波 心筋梗塞や心筋症など強い心筋障害によって見られます。 Ⅰ度房室ブロック |sqt| iae| max| udi| qlq| zqs| qgx| jrm| osb| dhn| trx| bzl| vyb| xdh| bpe| ybf| jak| asq| fhe| sij| hdt| jlj| sic| jyn| wui| yfx| tzb| cql| pgq| kte| vpm| now| lhi| pow| gvq| zuu| erw| uyu| hxr| bns| pmt| sgj| ofe| grm| slq| tuq| gsv| twf| tuq| jgh|