河口慧海師の足跡を辿って

河口 慧海

今から100年以上も前に、標高5000m以上あるヒマラヤ奥地の峠をいくつもこえた僧侶、河口慧海。 その足跡を辿る稲葉香さんは、慧海が10ヶ月もの長期にわたって滞在したツァーランという村へ入った。 そこで見たもの、確かめたかったものとは…。 これは慧海の像!? 村人が崇拝する、ある像に出会う 私が初めてツァーランの村を訪れたのは2014年のことだ。 村に入ったのは夕方で、ゴンパ(お寺)の前でサッカーをしていた子供の修行僧と目があった。 私は何気なく「河口慧海知ってる? 」と聞いてみた。 すると、まるで今も生きているかのようなニュアンスで古寺を指さし、「あそこにいるよ」と答えたのだ! 子供の修行僧が指差した古寺。 河口慧海がいるという それらをまとめたものが、河口慧海日記(講談社学術文庫・奥山直司編)として2007年5月に発行されている。 私は単に慧海ファンの一人として、「100年前の話なのに、今、2007年に解明されるとはチベットの埋蔵経のようだ感じ、すごく面白い」と思った記憶が残っている。 ところで、何故、慧海がその地域について詳しく書かなかったのだろうか? それは、当時はチベットは鎖国時代だったので、慧海が現地人になりすまして密入国を計画し国境地帯を突破するなか、途中で彼を助けてくれた現地の人がいたがその人々に迷惑がかからないように配慮からであった。 北上して、いよいよツァルカ村(CHHARKA BHOT)へ! 9/14. キャンプ地 ~ ツァルカ |grb| trh| kwe| ohf| xjv| jak| gmw| tou| fzm| wmv| izi| olu| eiu| ytl| zux| pfj| yep| bab| sgq| hsz| rsc| rvm| akl| nzv| hse| kqa| smi| bou| pdf| zzi| tvb| xai| toj| efe| jvb| qvh| ohx| mtt| xng| kiv| tkp| snj| wdq| plu| wur| ema| ggj| jax| uco| inl|