宵 かがり
夏まつり 宵かがり 胸のたかなりに あわせて 八月は夢花火 私の心は夏模様 目が覚めて 夢のあと 長い影が 夜にのびて 星屑の空へ 夢はつまり 想い出のあとさき 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 八月は夢花火 私の心は夏模様 この歌詞をマイ歌ネットに登録 > このアーティストをマイ歌ネットに登録 > RANKING 井上陽水の人気歌詞ランキング 少年時代 井上陽水 夢の中へ 井上陽水 東へ西へ 井上陽水 リバーサイド ホテル
「風あざみ、宵かがり、夢花火、」の意味ということですから, いろいろなところで,質問なさる方が多い不思議な表現です。 井上陽水さんが『少年時代』の中で使われた造語です。 辞書等を引いても出ていません。 特に「風あざみ」は,「夏が過ぎ」からの流れで,動詞の連用形のような感覚を生じるのですがそうではありません。 ①「風あざみ」→「風に揺れるアザミの花」 夏から初秋にかけてという季節の中では,春のアザミというのは,季節が合っていませんが,井上陽水さんほどの大家になると超越の境地なのでしょう。
夏まつり 宵かがり 胸のたかなりにあわせて 八月は夢花火 「夏まつり」と「宵かがり」が並ぶ部分に注目します。 一般的に「夏まつり」は夏祭りを指します。 一方、「宵かがり」は「宵」 (日が暮れてからの時間)と「かがり」 (照明のために燃す火、かがり火)から成り立っています。 この対比から分かるのは、夏まつりの前夜である「宵かがり」が、高揚感や期待感を表現するために使われていることです。 つまり、夏祭りの前夜に燃えるかがり火のように、楽しみと期待が高まっている状態を描写しています。 そして、歌詞に登場する「八月は夢花火」に注目します。 この「夢花火」はおそらく井上陽水が独自に作り出した造語ですが、意味は比較的明確です。
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