瞬時 電圧 低下
瞬時電圧低下 (瞬低)とは、文字どおり「瞬間的に電圧が低下する」現象であり、そのメカニズムは、送電線への落雷を例にとると上図のとおりです。 送電線に落雷する。 雷により瞬間的に高い電圧が発生して送電線と鉄塔間が閃絡(ショート)する。 この部分を通して、故障電流が流れる。 多大な故障電流が流れることにより、電圧が低下する。 電圧低下の影響が発生する。 保護リレーで故障を検出し、遮断器を開く。 故障を切り離す。 という形で発生し、通常、2から7までの間(0.07~2秒間)継続します。 左図のような送電系統において2号線に落雷による故障が発生した場合、A~Cのすべてのお客さまの受電電圧が低下します。
瞬時電圧低下による影響は、当初はモータのマグネットスイッチや大型モータのメカニカル型制御装置に関するものが多かったが(1970年代当初)、その後、私鉄沿線の銀行窓口(キャッシュ化)が全て停止する(1970年代中頃)等、影響を受ける機器の種類とその地域的な範囲が増大してきました。 電力会社では、どんなに早く故障除去を行っても(瞬時電圧低下時間が短くとも)、お客さま側の多くの機器が影響を受けるので、メカニズムや対策方法を折り込んだパンフレット等を作成し(1970年代後半)、必要な対策をお願いしてきています。 全国大でも影響があったことから1980年代の中頃、国レベルの検討(電気共同研究会による検討等)が進められ、その後若干の改善・追加を加えながら現在に至っています。
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