2 型 呼吸 不全
01. アクセス) 目次 に戻る 患者さんはどんな状態? 主な症状は、 労作時呼吸困難 、 慢性の咳嗽 、 喀痰 です。 また、特徴的な身体所見として、 呼気の延長 や 胸鎖乳突筋 の肥大、 樽状胸郭 、 フーバー徴候(Hoover's sign) などがあります( 図3 )。 図3 COPDで特徴的な身体所見 COPDは肺以外にも全身性に併存症をもたらすため、近年全身性疾患ととらえられるようになってきました。 memo:COPDの併存症 筋骨格機能障害、心臓・血管疾患、栄養障害、骨粗鬆症、消化器疾患、糖尿病、精神疾患 目次 に戻る
(2ページ目)循環器領域と緩和ケア領域に関わる医療従事者が集い、心不全の緩和ケアに関する研究会(循環器×緩和ケア研究会)を続けてきまし 呼吸不全とは、室内気吸入時の 動脈血酸素分圧(PaO2)が60Torr以下 となる呼吸障害、またはそれに相当する呼吸障害を呈し、意識障害、呼吸数の増加、呼吸困難、 チアノーゼ などの症状をきたす異常状態のことをいいます。 呼吸不全は、 動脈血ガス検査 の値により診断します。 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO 2 )が 45Torr以下 となるもの( Ⅰ型呼吸不全 )と、PaCO 2 が 45Torrを超えたもの ( Ⅱ型呼吸不全 )に分類されます( 図1 )。 図1 呼吸不全の分類 呼吸不全の状態が1か月以上持続するものを 慢性呼吸不全 といい、1か月未満のものを 急性呼吸不全 といいます。
二酸化炭素分圧の増加を伴わない場合(45mmHg以下)をI型呼吸不全、45mmHgをこえる場合をII型呼吸不全と呼びます。 このような呼吸不全が1か月以上続く状態を慢性呼吸不全といいます。 慢性呼吸不全を引き起こす肺の病気には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺結核後遺症、間質性肺炎、肺がんなどがあります。 肺だけではなく、筋萎縮性側索硬化症や筋ジストロフィーなどの神経や筋肉の病気でもおこることがあります。 どのような症状ですか 低酸素血症による息切れ(呼吸困難感)が主な症状です。 軽症の場合は坂道や階段でのみ息切れ(労作時呼吸困難)を自覚します。 重症になると身の回りのことをするだけで息切れを感じて、日常生活が困難になります。 その他の症状は原因となっているそれぞれの病気によります。
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