レトロスペクティブ 研究
背景・目的:当院は人工膝関節置換術(TKA)の技術が高く,手術件数も非常に多いことで知られている.本研究では,TKAを受けた患者の術前歩行速度と予後の関連を検討する.. 方法:当院で過去3年間にTKAを行った全患者を対象とする.術前歩行速度(入院前に外来で測定)と術後ADL(退院3か月後に外来で測定)の相関を求める.術前歩行速度と術後ADLはカルテに記録されている情報を用いる.. 結果:当院で過去3年間にTKAを施行した620例を対象とした.術前歩行速度と術後ADLの相関係数は0.65,P値<0.01と有意な正の相関を認めた.. 結論:TKA患者において,術前歩行速度が速いほど,術後ADLが高いことが示された.今後前向きに多数の患者を集めて分析を進めていく予定である..
後ろ向きコホート研究 retrospective cohort study は臨床研究方法の一つです。 前向きコホート研究よりエビデンスレベルが劣りますが,特殊な状況においてはこの研究方法しか選択できないこともあります。 以下にその特徴として方法,統計学的指標,利点および問題点をまとめました。 目次. 方法. 指標. 利点と問題点. コメント. 方法. 前向きコホート研究では,対象者の曝露要因を研究者が調べるところから研究が始まります。 これに対して後ろ向きコホート研究では,すでに曝露がおこってしまった後で,研究者が事後的に(後ろ向きに)その状況を調べ,さらにその集団を追跡調査することで,疾病の発生を確認します。
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