薩摩焼 陶芸 家
薩摩焼は、文禄・慶長の役の頃、当時の藩主島津氏が朝鮮から連れ帰った李朝の陶工たちによってはじめられました。 以来400年以上に及ぶ長い歴史の中で、薩摩焼は鹿児島の豊かな風土に育まれるとともに、陶工たちの弛まぬ努力によって独自の発展をとげ、堅野系、龍門司系、苗代川系という異なる作風の系統を生みだし今に伝えています。 1867年(慶応3年)には、島津藩が単独で出品したパリ万博において、薩摩焼はヨーロッパの人々を魅了し、世界に「SATSUMA」の名を轟かせました。 現在では県内全域に窯元が存在し、さまざまな技法を凝らした作品を製造しています。 告示 作業風景 クローズアップ 概要 連絡先 産地組合 鹿児島県薩摩焼協同組合 〒899-2431 鹿児島県日置市東市来町美山1571
Tweet 埋め込む 鹿児島県日置市日吉町に、日置島津家の菩提寺である 大乗寺跡で墓守をする陶芸家の兄弟がいます。 西郷隆文氏、等氏は、明治維新で活躍した西郷隆盛のひ孫にあたります。 西郷隆文氏は、 2018年5月に70歳で勇退するまで、約21年間、鹿児島県 薩摩焼協同組合の初代理事長を務め、 薩摩焼の伝統を守りながら、薩摩焼の普及・発展に尽力 してきました。 しかし、隆文氏にはずっと心に秘めた想いがありました。 2018年、隆文氏は理事長を退任しました。 「新しいことにチャレンジできる」 そう隆文氏は思いました。 以前から相談があったシラスバルーン(鹿児島県工業技術センターが研究開発した、火山噴出物のシラス粒子を発泡・膨張させた中空ガラス球状体)を原料の一部に使った商品開発に着手しました。
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