星 色 一覧
1等星とふつう呼んでいる星は、見かけの等級が1.5等より明るい星のことで、シリウスのようにマイナスの等級の星も1等星であり、しし座のレグルスのように1.3等(シリウスの13分の1の明るさ)の星も入っています。 色: 距離 (光年)
具体的に言うと、自分で光らない星である、 《 月 》《 火星》《 木星 》 などは、1つ目のパターンで、私たちには物体色が見えているわけです。 その一方で、星自身が発光している場合、私たちはその光の色を見ているということになります。 例えば、最初に例に挙げたベテルギウスも自分自身が発光している光の色が見えている星の一つです。 火星とベテルギウスが赤く見えるのは、別々の理由があるということです。 ただ、私たちが肉眼で見ている星のほとんどは2つ目のパターンでその星自身が輝いている色が見えるということがほとんどです。 そのため、ここからはその星自身が発光して色を出しているパターン(光源色)のお話を進めていきます。 赤い星と青い星の違いは何? 実は、光源色の違いは「 炎色反応 」によるものです。
星の色を温度の高い順に並べると、 「青色(もしくは青白い色)→白色→黄色→オレンジ色→赤色」 、となります。 有名な恒星をみていくと、青白く光るおおいぬ座の シリウス や、オリオン座の リゲル の表面温度は約10,000度。 黄色く輝く 太陽 や、ぎょしゃ座の カペラ はおよそ6,000度。 赤い色をしたさそり座の アンタレス や、オリオン座の べテルギウス は3,500度前後です。 左から シリウス 、 太陽 、 ベテルギウス 。 (左) © NASA, ESA, H. Bond (STScI) and M. Barstow (University of Leicester) (中央) © NASA
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