水落 遺跡
飛鳥水落遺跡. 史跡 日本遺産構成文化財 世界遺産構成資産候補 遺跡・跡地. 甘樫丘の東側、飛鳥寺の西側に位置する。発掘調査の結果、特異な正方形の基壇を持つ大形の建物遺構が見つかった。
SIGHTSEEING SPOT 甘樫丘の東側、飛鳥寺の西側に位置する。 発掘調査の結果、特異な正方形の基壇を持つ大形の建物遺構が見つかった。
飛鳥水落遺跡 | 日本国創成のとき〜飛鳥を翔た女性たち〜 | 飛鳥女史紀行 あすかみずおちいせき 飛鳥水落遺跡 斉明女帝の息子である中大兄皇子が造った我が国初の漏刻(水時計)の建物跡です。 自然石を3~4段積み上げた正方形の基壇があり、その周囲は濠状の溝が回してあります。 基壇の上は楼閣が建っていたと見られています。 基壇中央には台石に据えた漆塗りの箱が設置され、そこへ水を集めるための渠や銅管なども見つかっており、これらが漏刻と漏刻台であると考えられます。 この漏刻で民衆へ時間を知らせました。 時間を管理し、人々を管理するという斉明女帝の政治姿勢が窺われます。 住所 奈良県高市郡明日香村飛鳥 お問い合わせ先 飛鳥観光協会 0744-54-3240 利用・入場料 無料 アクセス方法
水落遺跡は、7世紀後半の建物の礎石群のある方形基檀を持つ遺跡である。 基壇 (一辺約22.5メートル、高さ約1メートル)は自然石を三~四段積み上げた正方形のもので、周囲に底幅1.8メートルの濠状の溝を回す。 この基壇の上に、方四間総柱 (柱芯一辺11メートル)の楼閣が建っていたものと見られる。 基檀中央に据えたママ石には、柱の底をかませたくり込みがあり、さらに礎石には、縦横斜めにも梁石を連結させ、堅固に据えている。 基檀中央には台石に据えた漆塗の箱を設置し、これに向かって八釣川から導水した木樋暗渠や、サイホン方式の桶水に用いられたと見られる銅製の銅管が検出され、また冬季には氷結防止のため温めていたらしく、炭が出土している。 これが漏刻と漏刻台と考えられている。 明日香村公式ホームページ。
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