ボルグ スケール リハビリ
Borgスケールとカテゴリーレオシスケールという表し方があり、一般的には15ポイントで表すBorgスケールが用いられます。 ただしRPEと運動強度の関係は、環境温度や注意散漫にさせる要因など、外的環境因子によって影響されます。
なぜBorgスケールが使われているかというと、Borgスケールは生理学的な指標を基準に作成されたものだからです。 旧Borgスケールは心拍数を反映する Borgスケールは、自覚的な疲労感・運動強度を数値化するために若年者を対象に開発されました。 その際、運動強度の指標として使われたのが 心拍数 です。 心拍数は運動強度に比例して上昇していきます。 歩行速度をあげる、勾配をつける、エルゴメータの負荷を上げるなど、身体にかかる負荷を上げると 心拍数は負荷に応じて上昇 します。 漸増負荷といって負荷を少しずつ一定のペースで上げていくと、心拍数も負荷に一致して一定のペースで少しずつ上昇していきます。 運動時に心拍数を使うと負荷の強度と一致してきます。
呼吸困難とは呼吸の際に感じる不快な主観的感覚であり、認識される経路やメカニズムは複雑です。 また、呼吸困難は身体的因子の他に多くの生理的、心理的、社会的、環境的因子の影響を受けるため、呼吸困難の表出に関しては、個人差が大きくなります。 そのため、その個人に適した評価方法にて呼吸困難を評価することが必要となります。 そこで今回、最新の呼吸困難の評価方法について解説していきたいと思います。 リハビリくん 【簡単に自己紹介】 30代の現役理学療法士になります。 理学療法士として、医療保険分野と介護保険分野の両方で経験を積んできました。 現在は医療機関で入院している患者様を中心に診療させていただいております。 臨床では、様々な悩みや課題に直面することがあります。
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