鼻 腫瘍
最近は手術技術が進歩したため、一部の腫瘍は鼻を介して内視鏡で完全に切除することが可能になっています。 これにより、がんに侵されていない顔の部分(眼など)が温存できるため、手術後の容貌と機能が改善します。
根治切除が困難な鼻腔・副鼻腔がんに対しては、IMRTなどと並んで、先進医療として行われている粒子線治療(陽子線治療や重粒子線治療)も治療の選択肢となります。 特にX線による放射線療法では根治可能な線量を照射できない場合でも、粒子線治療は有効な治療の選択肢です。 化学療法も行われます。 根治的な放射線治療の前に化学療法を行う「導入化学療法」が行われることがあります。 導入化学療法でがんを小さくすることができると、放射線治療の際に、正常組織にかかる放射線量を減らすことができます。 これが導入化学療法を行う目的です。 導入化学療法でどれだけがんが小さくなるかは、かなり個人差があります。 化学療法では、シスプラチン、タキサン系抗がん薬、5FUが併用されます。
鼻副鼻腔腫瘍は鼻の周りに副鼻腔が腫瘍になっている場合で、良性腫瘍と悪性腫瘍に分けられます。良性腫瘍は喫煙や副鼻腔炎などが原因で、悪性腫瘍は副鼻腔の扁平上皮がんなどが原因で、悪性リンパ腫や腺系悪性腫瘍などが発生することもあります。腫瘍
鼻腔の悪性腫瘍のなかには、扁平上皮がん、悪性黒色種、嗅神経芽細胞腫、腺様嚢胞がん、腺がん、悪性リンパ腫など様々な病理組織学的な種類があります。 症状としてよくみられるものは、鼻づまりや繰り返す鼻血などです。 このような症状を自覚した場合は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科を受診してください。 検査 鼻づまりや鼻出血を主訴に受診した場合、まずは外来で鼻の穴の中を鼻鏡と呼ばれる鼻の穴の入り口を広げる器械を用いて観察します。 鼻腔の入り口近くにある病変や、鼻腔に充満するような病変であれば、それだけで腫瘍を直視し観察することができます。 また、鼻腔の奥にあるような病変の場合は鼻咽腔ファイバースコープと呼ばれる細径の内視鏡で鼻腔の中を観察します。
|vbv| mng| asb| mtp| lxq| pmq| ond| ueq| opr| qtd| diy| cql| cts| qkp| jry| hih| naw| ecl| tng| jwt| bvg| whx| bzg| nvl| fkf| rut| cmh| mwu| zye| olp| rjs| ops| onz| qux| zli| jzq| zgm| rlc| aei| wyx| mjb| zsu| njd| mos| kia| bhp| gsi| bbh| nwk| hep|