タガメ 北海道
北海道~琉球諸島 ロシア極東地域・朝鮮半島・中国(台湾を含む)・東洋区 絶滅危惧II類 (VU) タガメは日本でもっとも大きい水生昆虫で、大きさは48~65mm、体は薄茶色をしています。 強力な前脚を備えていて、足の先端は鋭いトゲ状になっています。 この前脚を使ってカエルや小魚などを捕獲し、短く鋭い口から消化液を流し込み、液状化した肉を吸い取ります。 腹部末端には短い管があり、これを水面からつきだして呼吸しています。 タガメの体の基本的な構造はカメムシ類と共通ですが、カメムシ類のように強い異臭を放つことはなく、ほのかに甘い香りがします。 メスは水上に突き出した植物に卵塊を産み付け、オスが卵の乾燥を防ぐため水中と卵塊を往復し、体の表面の水分でぬらしてこれを保護します。
北海道では1929年(昭和4年)に 樺戸 ( 空知支庁 [注 9] 月形町 )で初めて採集されたが、その後は1979年(昭和54年) [注 10] まで記録がなかったため、1981年(昭和56年)時点では北海道はタガメの分布域に含まれていなかった [注 11] [24] 。 しかし、 内山りゅう (2007) は「(北海道では)近年になって記録が増加しているため、人為的な移入の可能性がある」と指摘している [20] 。 琉球列島 では 沖縄本島 ・ 石垣島 ・ 西表島 から記録されていたほか [RL 2] 、近年では1998年に 与那国島 からも発見されたが、沖縄県内では繁殖例が確認されていないため、飼育個体の遺失による可能性も指摘されている [RL 6] 。
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