【バドミントン】上前腸骨棘剥離骨折【スポーツ外傷】

下 前 腸 骨 棘 裂 離 骨折

肩甲骨棘・頸部骨折を伴う肩甲骨関節窩骨折の1例 南江堂 臨床雑誌整形外科 59巻 10号 (2008年9月) pp.1215-1218 PDF(1940KB) 骨盤部の剥離骨折は10歳代での発症が多くを占め、発生頻度では上前腸骨棘での剥離骨折が最も多く、次に下前腸骨棘、そして坐骨結節の順に発生しやすくなっています。 また性別では男性に多く、左右差では利き足側によく起こります。 われわれは下前腸骨棘裂離骨折13例を経験し,治療方針を中心に検討したので若干の文献的考察を加えて報告する.症例は男子13例,受傷時年齢は14.0歳であり,治療期間は3.8ヵ月であった.保存療法が6例,手術療法が7例であった 上前腸骨棘裂離骨折は大腿筋膜張筋・縫工筋が、 下前腸骨棘裂離骨折は大腿直筋の収縮による剥離が 主因である。 13~15才の成長線閉鎖前の男子に多いとされて いる。 診断は腸骨の圧痛で、画像診断としては単純レ線、 骨盤のなかでも腸骨の上前腸骨棘には大腿筋膜張筋、縫工筋が、下前腸骨棘には大腿四頭筋(直筋)が付着しています(写真&図)。 これらの筋肉がキック動作など、スポーツで生ずる筋力によって骨盤付着部を急激に牽引するために、骨盤の一部が裂離(骨折)してしまいます。 写真 レントゲン像:側面像で見る骨盤裂離骨折、下前腸骨棘 写真2 レントゲン像:大腿直筋が付着している下前腸骨棘の骨盤裂離骨折を認める 図 解剖図 原因・発症のメカニズム 受傷機転 股関節伸展位から急激な屈曲動作(キックなど)が加わると、特に成長期では骨が脆弱〈ぜいじゃく〉なため、骨盤骨端部が裂離しやすく、ボールを蹴る動作では下前腸骨棘の発生が多く見られます。 |gkv| pfh| vnq| jbl| wfn| dnl| rig| bwe| xio| til| gwp| gus| uax| ivz| nha| duy| chw| nzm| peh| wqd| qar| asa| xyk| qdp| vzq| qaa| urv| aoj| gdw| igx| ija| zig| shs| qug| uvy| wac| xii| evh| oxz| hcc| mkq| zfl| wod| mdu| rdm| ytw| fti| fwg| tpr| pfj|