河鍋 暁斎 娘
暁斎は娘の幼い頃から絵手本を与えて教える。 明治17年(1884)には第二回内国絵画共進会に作品を出品し、父と書画会へ参加するほどに上達。 さらに明治20年(1887)には住吉派の山名貫義に入門、大和絵も学び、明治22年(1889)、暁斎亡き後も日本画や錦絵を描いて活躍し、明治30年代後半には、現在の女子美術大学草創期に教鞭をとり、日本の女子教育に尽力した。 河鍋暁斎の長女、河鍋楠美(河鍋暁斎記念美術館館長)の祖母。 【関連イベント】 ※明記のない場合は、申込不要・無料(ただし、いずれも展覧会の入場料金が必要、土曜は中小生無料)詳しくは当館HP(http://www.fujibi.or.jp/events/upcoming-events.html)をご覧下さい。
《柿に鳩 絵手本》(1872)は、暁斎が当時数え5歳の娘・河鍋暁翠に手本として与えたものだ。 本図をうまく描くことができずに暁翠が泣いたとも伝えられているほどに、幼い娘には難しい絵手本だったと言える。
今回は、天才画家・河鍋暁斎の娘に生まれた河鍋とよの人生を描いた『星落ちて、なお』をピックアップ。 日露戦争から関東大震災まで、目まぐるしく変わる時代とともに描いた今期直木賞受賞作。 斎藤美奈子 さいとう みなこ 文芸評論家。 編集者を経て'94年『妊娠小説』でデビュー。 その後、新聞や雑誌での文芸評論や書評などを執筆。 『名作うしろ読み』『ニッポン沈没』『文庫解説ワンダーランド』『中古典のすすめ』『忖度しません』ほか著書多数。 最新刊は『挑発する少女小説』(河出新書)。 『星落ちて、なお』 澤田瞳子 文藝春秋 ¥1,925 妹をなにかと敵視する天才肌の異母兄。 彼女の味方になろうと奮闘する父の一番弟子。
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