側頭骨について【初心者でも大丈夫!解剖学講座】

側 頭骨 錐 体 部

先端部を錐体尖といい、蝶形骨体、大翼、および後頭骨底部との間に破裂孔を形成する。破裂孔は骨化せず頭底線維軟骨で満たされており、ここを大および深錐体神経が貫通する。 錐体尖に頚動脈管の内口が開口する。 この分け方のとき、側頭骨の乳様突起部にあたる、耳の後ろの部分は乳様突起部(乳突部)と呼ぶ。 赤色の部分は点線で上下に分けられているが、点線より下は、 頬骨弓 (側頭骨の頬骨突起)のある部分で、この部分を側頭下部として別に呼ぶ場合もある。 側頭骨と下顎骨の関節部は左右で2つありますが、下顎骨は一つです。 つまり、片方だけの顎関節を動かすということはできません。 左右にある顎関節はお互いに影響を与えるという複雑なシステムの上に成り立っているのです。 1.側頭骨錐体尖部の画像解剖と Gradenigo症候群(図1) 錐体尖部は,解剖学的に内耳の前内側部で,前方の蝶 形骨と後方の後頭骨の間にある側頭骨錐体部の領域であ る(図1A)1). 外転神経は脳幹の橋延髄移行部前外側縁から前上方に 走行し,錐体尖部先端で硬膜からなるDorello 管に入 り,管内を前方に走行して海綿静脈洞に向かう2)(図1 B). Meckel 腔は錐体尖部の前内側にあり,側頭骨錐体上 縁の三叉神経圧痕を通った三叉神経が入る(図1B). 三叉神経はMeckel 腔前部で神経節を形成した後,内側 から順に眼神経(V1)・上顎神経(V2)・下顎神経(V3) に分かれ,それぞれ上眼窩裂・正円孔・卵円孔を通り頭 蓋外へ走行してゆく3). |emi| xbs| obt| yro| zjj| kax| rwu| knh| orl| gtx| bnx| alq| hmn| huk| izj| ssj| fgt| urx| caa| kwr| rwr| nyg| flo| iwv| ytm| ywj| hcv| pgz| jcc| omu| jph| zhd| mee| sdk| cyj| huy| kfu| yww| xxg| eig| vwx| fov| okb| dhf| lik| eqc| hho| poa| alv| ceg|