肝 性 脳症 アミノレバン
肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の維持療法に使用すること。 6. 用法及び用量 通常、成人に1回量として1包(50g)を約180mLの水又は温湯に溶かし(約200kcal/200mL)1日3回食事と共に経口摂取する。 なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。 7. 用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤の1日量(150g)で補充される蛋白質量は40.5g、総カロリーは639kcalである。 残りの必要量については食事より摂取すること。 7.2 食事療法を含めた治療状況を十分確認したのち、用法の選択を行うこと。 (参考例1) 低蛋白食(蛋白質量40g/日、熱量1,600kcal/日)からの切替例
肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の栄養状態の改善。(効能又は効果に関連する注意) 肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の維持療法に使用すること。
肝性脳症の新しい分類 型A(Ac ute)型B(Bypa ss)型 C(Cirrhosis)型 名称急性肝不全(劇症肝炎など)でみられる脳症門脈~大循環系バイパスによる脳症で,肝硬変などの肝疾患をともなわない肝硬変と門脈圧亢進症 / 門脈~大循環短絡路バイパスでみられる脳症エピソード(間欠)型脳症 サブカテゴリー 1.誘因あり型2.誘因なし型1再発型(2回以上 / 年) 持続型脳症 2非再発(特発)型1.軽症型(g r ade I)2.重症型(g r ade II~I V)ミニマル脳症 3.治療依存型潜在性脳症といわれたもの Table 2. 肝硬変による肝性脳症の臨床病型
肝性脳症にアミノ酸製剤(アミノレバンなど)が効く理由 エネルギーの原料は、、、 ・ 肝は芳香アミノ酸 ・ 筋は分枝鎖アミノ酸 肝硬変の病態 ・類洞が線維化 ⇒アミノ酸が肝細胞内に取り込まれる機会↓ 肝でのアミノ酸を原料にしたエネルギー産生↓ ・ 代わりに筋ががんばる ⇒ 分枝鎖アミノ酸↓,芳香アミノ酸↑ 蛋白摂取 ⇒分解過程でアンモニアを生じる ⇒肝性脳症悪化 ここで、 蛋白制限,アミノ酸製剤(分枝鎖アミノ酸=BCAA)を補給 ⇒脳症改善 ★BCAA補給 ⇒筋細胞に取り込まれ,TCA回路を経てグルタミン酸となる ⇒グルタミン酸はアンモニアと結合,グルタミンとなる ⇒アンモニア濃度↓ BCAAのNH3基は,代謝過程でグルタミン酸となる(αケトグルタル酸→グルタミン酸)
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