環 軸 関節 脱臼
②軸椎垂直亜脱臼(vertical subluxation: VS) 外側環軸関節および後頭環椎関節の破壊に より軸椎の上方移動を生じる.代表的画像計 測法に,環椎と軸椎の位置関係を評価する Ranawat法(環椎前弓と後弓を結ぶ環椎中心 線と軸椎椎弓根中心部までの距離を計測し13
環軸椎亜脱臼では、頸部を前屈した際に不安定な環椎が前方にずれ、後屈すると元に戻りますが、このズレが徐々に大きくなると、頚椎周辺を走行する神経や脊髄が圧迫・損傷を受け、さまざまな神経症状をきたします。 環軸椎亜脱臼の主な症状として、初期は骨同士が擦れ合う音を自覚することが多いです。 また、環軸椎に生じる炎症や後頭部の神経の圧迫によって後頭部に痛みを自覚する方もいます。 さらに進行すると、 脊柱管内部を走行する頸髄そのものが圧迫を受け、手指の痺れ・上肢の麻痺などの症状が出現し、これらの神経症状はいずれ下肢にも波及 します。 下肢にまで麻痺やしびれが及ぶ(これを四肢麻痺という)と歩行が困難となり、日常生活に大きな支障をきたすため注意が必要です。
環軸椎亜脱臼 . 第一頚椎(環椎)と第 2 頚椎(軸椎)は頚椎の中でも特殊な形をしている。 環椎横靱帯という靱帯が軸椎の突起を環椎前弓に押しつけるように存在しているが、何らかの原因でこの靱帯がゆるんだり切れたりすると環椎と軸椎が不安定となり
要旨 環軸関節脱臼(AAD)に は, 経歯突起性脱臼(TDD)と 経靱帯性脱臼(TLD)と の2脱 臼型式が ある. 前者は歯突起の異常によるものであり, 後者は環軸椎靱帯機構の異常に起因するものである. 本論 文では自験の97手術症例の分析に基づき, AADを その発生原因別に分類し, その原因と病態につき論じ た. 先天性脱臼(31例)はTDDとTLDに 分けられ, 前者には歯突起骨(19例), 後者には環椎頭蓋癒合(4 例)と環軸関節靱帯異常(8例)が 含まれる. 外傷性脱臼(12例)もTDDとTLDに 分けられ, 前者には歯 突起骨折(3例)と 歯突起偽関節(5例)が あり, 後者には環椎十字靱帯断裂(4例)が あった.
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