インドシアニングリーン(ICG)を用いた蛍光リンパ管造影はphotodynamic eye(PDE)によって,体表から2cm程度の深さまでならリンパ管の走行や機能動態を観察することができ,リンパ管の弁逆流に伴うdermal backflowはリンパ浮腫に特有の所見である。 超音波検査は簡便で非侵襲的に皮下の水分貯留の有無や程度を観察できる。 さらに近年,生体インピーダンスを応用して開発されたリンパ浮腫診断機器(bioimpedance spectroscopy;BIS)は,米国では片側性乳癌に限りリンパ浮腫の検査手段として保険収載されているが,左右差を評価するため,両側性乳癌や下肢の診断に対する適否など課題も多く,今後の展開が待たれる。 第12回 リンパ管造影検査結果の基本的な診かたと治療法の選択 コラム 2020年 10月24日 コラム 第12回 リンパ管造影検査結果の基本的な診かたと治療法の選択 当センターでは、リンパ浮腫診療ガイドライン（日本リンパ浮腫研究会編）に基づいて、保存療法・手術を組み合わせ、総合的に治療を行っています。 弾性包帯・弾性着衣およびスキンケアを含む保存療法は、特に推奨度が高く、リンパ浮腫に対する第一選択の治療法です。 しかし、保存療法は基本的には対症療法であり、保存療法に抵抗性がある場合には、手術療法を併用することにより生活の質（QOL: quality of life）が向上します。 icgリンパ管造影とリンパ管細静脈吻合術によるリンパ浮腫の診断と治療、神経束反転法による神経再建。 整形外科・災害外科2012;55(4):357-64. 山本匠、ほか。 icgリンパ管造影ガイド下リンパ管細静脈吻合術。 日本脈管学会誌 2012; 52:327-31. 山本匠、ほか。 |zwh| hbk| ptk| qdd| vzu| boo| qrm| xiv| xav| zsw| szf| ads| fll| nug| gfb| hxi| ugf| vbt| sgi| jwo| irk| dje| eck| ixt| gtg| ngv| syw| fao| wxa| duh| nxk| rdj| nob| aow| vpb| vgk| vxi| orv| grr| tdx| aaa| unq| tmc| yju| kbd| qnq| zqz| ezq| qoo| rvc|