ドレーン 抜去 後 浸出液
ドレーン抜去後、漿液腫形成した症例 なお、患側上肢は第3病日より挙上開始とし、原則としてドレーンの排液量が40mL/日となった翌朝にドレーン抜去としました。 使用したドレーンはJ-VACドレナージシステム(Johnson & Johnson、USA)で、腋窩郭清部に1本挿入留置しました。 結果 ドレーンは平均5.6日で抜去されていました。 抜去日を術後5日以内と6日以上とで分けると、排液量は術後1日目から5日目まで継続して差が認められました(図1)。 また、高齢になるほど抜去が遅延する傾向にあり(p<0.05)、リンパ節転移がある方が抜去に時間がかかっていました(6.0日vs5.4日、p<0.05)。
ドレーン留置の目的は、術後出血・縫合不全・腹腔内膿瘍・膵液瘻に対する情報を得るも のでありますが、トラブル発生時には抜去されずにそのまま治療ドレーンとして使われま す。
1. 腹腔ドレーン留置の目的 2. 腹腔ドレーン排液の正常と異常 3. 術後出血の判断 4. 縫合不全で漏れる液体の術式による違い 腹腔ドレーン留置の目的 腹部の手術の多くは臓器を切除して縫合または吻合します。 切除した部位の 止血 と縫合部の漏れがないことを確認してから閉腹しますが、術後に予期せぬ出血や縫合不全が起こる可能性があります。 ドレーンが入っていれば、出血や消化液の漏れを早期に発見できて対処できます(情報ドレーン、 表1 )。 また、縫合不全ではドレーンから排液できることで、腹腔内に膿瘍を形成することなく、保存的治療で治癒することもあります(治療的ドレーン)。 表1 ドレーンの目的による分類
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