あじさい の 色
アジサイの色のメカニズムは、大きく分けて2つの理由があります。 まず1つめは、 時期によって色が変わる こと。 咲き始めのころはアジサイがもつ葉緑体のため、薄い黄緑色に見えます。 しかし、時間が経つとアントシアニンという赤色のもとが増えるため、赤っぽくなるんです。 そして、咲き終わるころには花の中にできたほかの物質とアントシアニンが結びついて赤色が薄くなる、つまり老化するため、花の色もくすんでいくのです。 2つめは、 土の性質によって色が変わる こと。 土壌が酸性 だと土に含まれるアルミニウムが溶け出しやすく、水と一緒に吸い上げられたアルミニウムがアジサイ特有のアントシアニンと結びついて 青 っぽくなります。
紫陽花の花の色をきれいに保つコツ. 紫陽花の花色をきれいに保つには、しっかりと太陽の光に当てることが大切です。とくに、花芽がつくられる夏~秋にはたくさん光合成をさせて、花芽を充実させましょう。 花を咲かせるためには、肥料も必要です。
秋色アジサイ(紫陽花)は、もともとは品種名ではなく、通常のアジサイの開花時期である初夏に咲いた花が、気温の変化などによって時間をかけてアンティークカラーの色あいに変化した状態のこと。最近では美しく秋色になる品種も出てきた秋色あじさいの色の変化と管理のコツをご紹介し
アジサイには赤、青、紫などの色がありますが、この色のベースになるのは「アントシアニン」という色素です。 このアントシアニンは通常赤色ですが、土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応すると、青色の変化します。 従って、アルミニウムをたくさん吸収したアジサイは青色、しなかったものは赤色、その中間が紫色になります。 アルミニウムが溶け出す量は、水の酸性度によって決まり、酸性だとよく溶けて、中性~アルカリ性だとあまり溶けません。 従って、土が吸収した水が酸性=青色、中性=紫色、アルカリ性=赤色になります。 他にも時々見かける「赤紫」に近いアジサイはもう年を取ってしまったアジサイで、「白」のアジサイはもともとアントシアニンを持っていないため色が変化しないアジサイとなっています。
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