和讃 全文
真宗大谷派西敬寺 「和讃」とは、仏法あるいは仏の徳などを讃える七五調の歌である。 親鸞聖人は500首以上の和讃を残しており、中でも「 浄土和讃 」「 高僧和讃 」「 正像末和讃 」は「三帖和讃」と総称され、親鸞聖人の宗教的感情が豊かに表現された作品として知られている。 構成
三十六百千億 浄土の 蓮 れん 華 げ には百千億の花びらがあり、 その花びらに青・白・玄・黄・朱・紫の六光があって相互に照らし合うから六六三十六の百千億の光になる。 一即一切、 一切即一という 無礙 むげ の相をあらわしている。
【賽の河原地蔵和讃】亡くなった子ども(水子)と地蔵菩薩の物語 日々の綴り 経典訳文 【賽の河原地蔵和讃】亡くなった子ども(水子)と地蔵菩薩の物語 幼い子どもが亡くなった場合、あるいは水子の供養をする際などに、それぞれの子が眠る家の墓石とは別に、合祀墓のような形となっている石塔に向かって読経焼香をし供養を施すことがある。 そしてそのような供養塔にはけっこうな確率で、 地蔵菩薩 が祀られていたりする。 じつは仏教の世界観のなかで子どもと地蔵菩薩は関わり合いの深い関係にあり、 子どもを救うのは決まって地蔵菩薩 だという考えがあるのだ。 のび太くんを助けるのはいつでもドラえもん、というような関係と少し似ているかもしれない。
現在は、真言宗にその声明が伝わる。 和讃 「和讃」は、「讃歎」の流行の後を受け 平安時代 中期頃には成立・定着する。 和讃は、広く民衆の間に流布し、仏教の布教だけでなく、日本の音楽にも大きな影響を与え、民謡や歌謡、ことに演歌などの歌唱法に影響の形跡がある。 古和讃 平安時代 中期〜後期に作成された「 古和讃 」という。 伝 良源 (912年 - 985年) 『 本覚讃 」 千観 (918年 - 984年) 『 極楽浄土弥陀和讃 』 源信 (942年 - 1017年)
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