茯苓 飲 合 半 夏厚朴 湯 副作用
効能又は効果 気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、時に動悸、めまい、嘔気、胸やけなどがあり、尿量の減少するものの次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、溜飲、胃炎 (上記はツムラ医療用漢方製剤による) 応用疾患・症状 ※1) 急・慢性胃炎、上部消化管機能異常(胃アトニー、胃下垂症)、溜飲、逆流性食道炎、術後消化管障害、胃・十二指腸潰瘍、慢性膵炎、口臭症、神経性胃炎、食道神経症、神経性食思不振症、不安神経症、不眠症、うつ状態、強迫神経症、過換気症候群、悪阻、嗄声、咽喉頭異常感症 類似処方の使い分け ・茯苓飲 使用目標は似ているが、咽喉部異物感、めまい、不安、不眠、動悸などは伴わない場合によい。 ・半夏厚朴湯
商品名:ツムラ茯苓飲合半夏厚朴湯エキス顆粒(医療用) 主成分: 茯苓飲合半夏厚朴湯(bukuryoingohangekobokuto) 剤形:顆粒剤(灰褐色) シート記載: ツムラ茯苓飲合半夏厚朴湯( ビクリョウハンゲコウボクトウ) 2.5 g 「116」.
茯苓(3.0g):利尿作用・鎮静作用・健胃作用 蘇葉(2.0g):発汗作用・抗うつ作用・鎮咳作用 生姜(1.0g):発汗作用・制吐作用・健胃作用・鎮咳作用 ※カッコ内は、製剤1日量に含まれる生薬の乾燥エキスの混合割合です。 蘇葉による抗うつ作用は、理気作用とよばれるものになります。 「気うつ」と呼ばれる気の滞りを改善する作用があります。 鎮静作用も相まって、不安や抑うつに対しての効果が期待できます。 加えて、制吐作用や鎮咳作用、健胃作用がみとめられるので、神経性胃炎や咳やかすれ声、つわりにも使われることがあります。 2.半夏厚朴湯の証 陰陽(中間)・虚実(虚~中間)・寒熱(寒~中間)・気血水(気うつ) 漢方では、患者さん一人ひとりの身体の状態をあらわした「証」を考えながら薬を選んでいきます。
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