黄 鶴 楼 漢詩 押韻
漢詩の基本事項に加えて『絶句』『春暁』『黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る』について解説しています。限られた漢字の数の中に、詩人が
『 黄鶴楼送孟浩然之広陵 』(こうかくろうにて もうこうねんの こうりょうにいくをおくる、黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る)は、 唐 の 詩人 ・ 李白 が詠んだ 七言絶句 。 本文 平声の「樓」「州」「流」で押韻する [3] 。 解釈 黄鶴楼の位置 うららかな春霞のなか、敬愛する詩友の 孟浩然 が 武昌 からはるか東の 揚州 へ船出してゆく様を、李白が 長江 ほとりの 黄鶴楼 からいつまでも名残惜しく見送る離別の詩である [4] 。 詩題 「黄鶴樓」 - 水上交通の要地である 武昌 にあって長江の流れを一望できる名所 [5] 。 唐代は現在のものより1キロほど西の、長江に突き出た岩山にあり [5] 、その眺望から屈指の名勝として武漢随一の詩跡となった [5] 。
このテキストでは、中国の詩人王之渙が詠んだ漢詩「登鸛鵲楼」((※1)鸛鵲楼に登る)の原文(白文)、書き下し文と現代語訳・口語訳、文法解説(五言絶句・押韻・対句の有無など)を記しています。
煙波江上使人愁。 (通釈) 崔顥 昔の仙人はすでに黄鶴に乗って飛び去り、 この地には黄鶴楼だけが空しく残された 黄鶴は飛び去ったきりかえって来ず、 白雲だけが千年もの間も悠々と流れ続けている 晴れわたった 長江 の対岸には 漢陽 の樹々くっきりと見え、 芳しい草が鸚鵡洲のあたりに青々と生い茂る 日の暮れゆく中、我が故郷はどの方角にあるのだろうか? やがて川の上には波や靄が立ち込め、私の心を深い悲しみに誘うのだ 李白 (唐代) 「 黄鶴楼送孟浩然之広陵 」 故人西辞黄鶴楼,煙花三月下揚州。 孤帆遠影碧空尽,唯見長江天際流。 (通釈) [3] 昔からの友人(である 孟浩然 )が黄鶴楼に別れを告げようとしている、 霞だって花が咲いているこの三月に 揚州 へと下っていくのだ
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