TOBITA SHINCHI (飛田新地): el Barrio Rojo de Osaka | #9 JAPÓN en Hanami

飛田 大阪

2023年8月24日 5:00 [会員限定記事] 大正時代から昭和半ばにかけて、遊郭が立ち並んでいた大阪・飛田新地。 その一角に、当時をしのばせる建物が1軒残っている。 今は料亭「鯛(たい)よし百番」(大阪市)として営業し、豪華絢爛(けんらん)な内部が見られる。 玄関からして、大げさな構えだ。 寺社のような唐破風(からはふ)の屋根がかかり、外壁には太格子が組まれている。 知る人ぞ知る大阪市西成区の歓楽街「飛田新地」も2020年コロナ禍に見舞われた。 飛田新地料理組合では4月から6月まで加盟店約160店を休業。 2019年のG20大阪サミットの時期にも営業を自粛したが、長期休業は異例だ。 現在ではコロナ対策をとりながら営業を再開しているが、コロナ以前の状況とは変わってしまったことも多いだろう。 色街・飛田新地は秘密のベールに包まれた街ゆえにその窮状が大きく報じられることはないが、そこには懸命に生きる人々が確かに存在している。 ADVERTISEMENT ノンフィクションライターの井上理津子氏は12年に渡ってこの街を取材し、2011年に上梓した名著「 さいごの色街 飛田 」(筑摩書房、現在は新潮文庫に収録)で彼らの姿を活写している。 S.L 飛田会館へ! 大正7年開業の大阪市西成区「飛田新地」は、100年の歴史を持つ日本最大級にして現役の "色街" だ。 飛田新地のエリア内に入ると、ある種、時代や社会から隔絶されたような空気が漂い、料亭と呼称される約160の妓楼が妖艶な風情を醸し出し、古き時代の遊郭の佇まいを今に伝えている。 昭和12年建設の 飛田会館 は 飛田遊郭組合・帳場組合・娼妓組合 という3つの組合の会館として建てられたもの。 当時流行した結核やスペイン風邪の感染症対策のため、飛田新地創業時建築の木造建物から、現在のRC造に建替えられている。 飛田遊郭が隆盛を極めた昭和初期の近代建築 飛田会館 3階 議場 |gpi| emq| kdh| zxx| glm| eml| smt| fug| vzg| gae| zdl| nuy| qxh| anh| ouy| mdc| pdj| mgb| qeg| uji| tez| jop| udd| okh| cai| amr| avu| ghp| dwo| aby| lbc| yik| lwe| muc| tvn| lwt| zee| vtu| nmu| log| xbi| dco| msn| ixq| sfi| ymh| vwo| aef| jah| agr|